京都が好き過ぎて困っているブログ

700ヶ所以上の神社仏閣を巡り、京都検定2級を取得した運営者がガイドブックに載っていないような意外な京都の魅力や素顔を紹介します。

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

鶴屋吉信 (2015/1/11)

正月の和菓子、花びら餅を頂こうと地元京都人の間で花びら餅が一番美味しいお店として名高い「鶴屋吉信」のサロンであるお休み処に伺った。 堀川今出川の交差点北側西詰にある本店。 鶴屋吉信は、創業1803年で江戸時代248軒に指定されていた上菓子屋仲間の一…

志る幸 (2015/1/11)

京都人が昔から新年に歳神様と一緒に頂く白味噌のお雑煮を頂くために、汁もので有名な老舗日本料理店「志る幸」を訪れた。 四条河原町をやや上がって、木屋町通り側に入った場所にある和食の老舗。この辺りは土佐藩の藩邸跡だった。 池田屋事件の端緒となっ…

八坂神社 (2015/1/11)

都七福神巡り、十六社朱印めぐりを終え市内中心地、祇園に戻り最後は京の都の疫病退散のために創建された八坂神社へお参り。 当社の例祭である7月に1ヶ月に渡って行われる祇園祭は、改めて生きる喜びと活力を与えてくれた。 自分にとって、特別な場所になっ…

十六社朱印めぐり 藤森神社 (2015/1/11)

藤森神社(ご利益:男人守護の神・勝運と馬の社) 当社は、今から約1800年前に神功皇后によって創建された皇室ともゆかりの深い古社。 菖蒲の節句発祥の神社としても知られ、今日では勝運と馬の神様として、競馬関係者(馬主、騎手等)又、競馬ファンの…

十六社朱印めぐり 御香宮神社 (2015/1/11)

祭神は神功皇后、仲哀天皇、応神天皇など九柱を祀る。 862年、境内から清泉が湧き出て、その香気が漂い、その水を飲むとたちまち病が癒えたので、「御香宮」を賜った。 以後、伏見の産土神として人々の信仰を集めたが、度々の兵乱や天災により荒廃した。 …

十六社朱印めぐり 新熊野神社 (2015/1/11)

新熊野神社(ご利益:健康長寿・お腹の神・病魔退散) 京都三熊野社のひとつ。 平安時代、天皇家の中で流行った熊野詣は紀伊半島南部、和歌山と三重の県境にある熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社という熊野三山の参拝だったが、一度の参拝に莫大な…

十六社朱印めぐり 豊国神社 (2015/1/11)

豊国神社(ご利益:開運招福・良縁成就) 豊臣秀吉を豊国大明神という神として祀る神社。 1598年、天下統一を果たした豊臣秀吉は伏見城においてその波乱に満ちた生涯を終え、遺骸は遺命により東山阿弥陀ヶ峯の頂に葬られ、中腹に秀吉公を祀る豊国社が創…

十六社朱印めぐり 市比賣神社 (2015/1/11)

市比賣神社 (ご利益:女性の守り神・市場の守り神) 祭神が全て女性の神様である事から女性の参拝者が多く縁結び・子授け・女人厄除けなどのご利益がある神社。 795年、桓武天皇の勅使により京の市座(市場)の守護を目的として建てられた事から全国の市場…

十六社朱印めぐり 粟田神社 (2015/1/11)

粟田神社 (ご利益:旅立守護・厄除) 粟田は地名で、京の七口のひとつ、粟田口の事を指す。 粟田口は東海道や、近江、大津から京都に入る入り口で、京都よりも東の国、江戸などからやって来た人々は粟田口に来ると「無事に京都に着いた」と安堵したと伝わる…

十六社朱印めぐり 熊野若王子神社 (2015/1/11)

熊野若王子神社(ご利益:学業成就・商売繁盛) 新熊野神社や熊野神社と同様京都三熊野社の1つ。 室町8代将軍足利義政がこの地で花見を開いた事でも知られている。 1160年、後白河法皇が熊野権現を禅林寺(永観堂)の守護神として勧請した正東山若王子の…

十六社朱印めぐり 岡崎神社 (2015/1/11)

岡崎神社(ご利益:子授け・安産・良縁結び・厄除け) 岡崎神社は桓武天皇が京の町を災いや戦から守る為に都の四方に立てた社の1つであり、京の東側に位置する事から「東天王」と呼ばれていた。 付近一帯はかつて、野うさぎの生息地だった事からうさぎは氏神…

十六社朱印めぐり 熊野神社 (2015/1/11)

熊野神社(ご利益:縁結び・安産・病気平癒) 新熊野神社、熊野若王子神社と共に、京都三熊野社の1つ。 朱印のカラスは熊野社の神使である八咫烏(やたがらす)。 三本足の特徴的な姿は日本サッカー協会のシンボルマークにも使われている事で有名。 811年…

十六社朱印めぐり 御霊神社 (2015/1/11)

御霊神社(ご利益:厄除・心しずめ・学業成就) 創建は794年、桓武天皇が平安京の守り神として弟である早良親王の神霊を祀ったのが始まり。 当時起こった天変地異は、早良親王の祟りだと考えられていて、この事より心を静めるご利益があると伝えられている。…

十六社朱印めぐり 今宮神社 (2015/1/11)

今宮神社は「玉の輿の神様」とも言われて八百屋の娘だった「お玉」(後の桂昌院)が将軍家光の側室となり豪華な輿に乗って嫁いでいった事が「玉の輿」の語源になっている。 当時は、士農工商の身分制度で、最下位である商人の娘が、時の最高権力者であり江戸…

十六社朱印めぐり 敷地神社(わら天神) (2015/1/11)

敷地神社(わら天神)(ご利益:安産・厄除け・子授け) 祭神は、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)。 1397年足利三代将軍義満が西園寺北山殿(金閣寺)を山荘として造営する際に鎮守神として現在地に遷した。 わら天神の通称で知られる敷地神社は安産…

十六社朱印めぐり 西院春日神社 (2015/1/10)

西院春日神社(ご利益:厄除け・病気平癒) 833年に淳和天皇(53代天皇)が建てた淳和院とよばれる離宮に春日大社を勧請した事が西院春日神社の始まりと言われている。 以来、皇室をはじめ藤原氏の守護神として崇敬を集め、特に淳和天皇皇女崇子内親王が疱瘡…

十六社朱印めぐり 長岡天満宮 (2015/1/10)

長岡天満宮(ご利益:合格祈願・厄除開運) 学問の神様で有名な菅原道真の祟りを鎮める為に建てられた天満宮の中でもかつて、彼の所領だった場所にあるのが長岡天満宮。 京都屈指の桜の名所の1つとしても有名。 朱印には、天満宮の神使とされている牛の姿が…

十六社朱印めぐり 吉祥院天満宮 (2015/1/10)

吉祥院天満宮(ご利益:受験合格・開運招福) 全国に点在する天満宮は学問の神様で有名な菅原道真が祀られている。 道真は朝廷に仕えていた人物で天皇からも重宝されていたが時の左大臣だった藤原時平と対立し、左遷された悲しい運命を持っている。 道真は最…

十六社朱印めぐり 六孫王神社 (2015/1/10)

六孫王神社(ご利益:出世開運・家運隆昌) 祭神である源経基は清和源氏の祖であり、江戸時代には源氏ゆかりの神社として武家の信仰が厚かった神社。 六孫王とは、源経基の別名でもあり清和天皇の六番目の子供の貞純親王の息子(六番目の子供の孫)だった事…

十六社朱印めぐり 2015

京都十六社朱印めぐりは、毎年、元旦から2月15日までの間に京都市内に点在する16の神社を巡り、御朱印を頂く事で厄除け、安産、健康長寿、交通安全、学問成就など様々なご利益を頂けるお参り。 ご朱印は参拝者の願いが神様に届けられた証なので大切に保存す…

都七福神巡り 東寺 (2015/1/10)

「毘沙門天」を祀る東寺(教王護国寺)。 仏教を守る神、毘沙門天はもともとインドの軍神と伝えられている。 東寺は、真言宗の総本山。 世界文化遺産。 794年の平安京造営に際し、その2年後、国家鎮護のため羅城門の東に創建された。 823年嵯峨天皇から空海…

都七福神巡り 萬福寺 (2015/1/10)

京都市内から電車で20分ほど、黄檗駅下車、徒歩5分強にある寺院。開祖は日本にインゲン豆をもたらしたことでも有名な中国の僧、隠元隆?湊(いんげんりゅうき)。 萬福寺は、「布袋尊」を祀る。 中国の僧侶がもとになっていると伝えられている神。 吉凶の判断に…

都七福神巡り 赤山禅院 (2015/1/15)

「福禄寿神」を祀る赤山禅院。 もとは中国の神を人格化したもの。 延寿や健康のご利益をもたらす、長寿の神様と言われている。 888年、天台座主安慧(あんね)が、師の円仁の遺命によって創建した天台宗の寺院。 本尊の赤山明神は、円仁が中国の赤山にあ…

都七福神巡り 妙円寺(松ヶ崎大黒天) (2015/1/10)

妙円寺 (松ヶ崎大黒天)は、日英上人を開基とする日蓮宗の寺。 本尊の大黒天は最澄の作で、日蓮聖人が開眼したものといわれている。 当寺は京都の表鬼門に位置するところから、古来、福運を授ける神と信ぜられ、昭和44年の火災にも無事で「火中の大黒さま」…

都七福神巡り 行願寺(革堂) (2015/1/10)

「寿老神」を祀る革堂(行願寺) 福禄寿神と同様、中国の仙人がもとのお姿。寿老神は鹿を連れた姿として描かれる事もある。 鹿の肉を食べた人間は長生きすると言われ、人の寿命を支配する神とも伝えられている。 行願寺は、天台宗の寺院で、西国三十三ケ所観…

都七福神巡り 恵美須神社 (2015/1/10)

「ゑびす神」を祀る恵美須神社 漁業や交通安全、商売繁盛の守護神であるゑびす様。右手に釣竿、左手に鯛を抱えた姿はまさに海から来た神の姿。 日本は海に囲まれているので神は海から来るものとも伝えられてきた。 七福神唯一の日本古来の神。 恵比須神社は…

都七福神巡り 六波羅蜜寺 (2015/1/10)

「弁財天」を祀る六波羅蜜寺 七福神の中で唯一女性の神(女神)。 手には琵琶を持ち、美や音楽のご利益があるとされている。 もとはインドの神で、水を神格化したものだと伝えられている。 河の流れる音から言葉や音楽のご利益へと繋がっていった。 河の破壊…

都七福神巡り 2015 (2015/1/10)

都七福神めぐりは七福神が祀られている京都の寺社を巡り、御朱印を頂く京都の正月の行事のひとつ。(1月末日まで) お参りをすることで、新しい1年のご利益を頂く。 七福神めぐりは全国にもあるけれど、この『都七福神めぐり』が発祥で日本最古と伝えられ…