京都が好き過ぎて困っているブログ

700ヶ所以上の神社仏閣を巡り、京都検定2級を取得した運営者がガイドブックに載っていないような意外な京都の魅力や素顔を紹介します。

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

白山神社 (2014/5/9)

平等院から宇治川沿いの街道を2キロぐらいさかのぼると、右側の森が鬱蒼と生い茂る場所に山に分け入る入口を探しながら進む。 街道筋の山側に入口発見 こんな山道を1キロも踏み分けて入るとは。 晴れてるのにひんやり。 山の中にある地図ほど距離感が分から…

県神社 (2014/5/9)

平等院の南門を出て100mほど西へ行くと県神社の鳥居前に出る。 元は地主神社だったが、1052年に藤原頼道が平等院を建設する際に鎮守社になった。 この県神社がよく知られるのは、「暗闇祭」という奇祭「県祭」によって。 6月5日から6日の深夜1時頃、御旅所の…

平等院(2) (2014/5/9)

平等院鳳凰堂拝観 指定の入場時間に集まり、案内の女性に従って内部に誘導される。くれぐれも手を触れないように厳重に注意を受ける。 本尊は阿弥陀如来坐像 仏師定朝の作で寄木造 平安中期の名仏師定朝の大傑作で、これまでの一木造りから寄木造の技法を用…

平等院(1) (2014/5/9)

平等院前 脇の宇治川左岸に沿うあじろきの道。 青紅葉がきれいなあじろきの道 世界遺産 藤がまだ咲いている場所がちらほら 鳳凰堂に向かう道 いよいよ えっ!?? 平日なのに2時間待ち?? 2時間後に中に入れるチケットを買って参道に戻ってしばらく休憩。 平等…

興聖寺 (2014/5/9)

宇治神社前の宇治川右岸沿いの道を徒歩5分ほどさかのぼると興聖寺の総門が見えてくる。 正式名は、仏徳山観音導利院興聖宝林禅寺。本尊は、釈迦如来。 曹洞宗開祖道元が宗から帰国後、1233年に伏見深草に創建したことに始まる。 その後道元は越前永平寺に移…

宇治上神社 (2014/5/9)

宇治神社の境内左側を出ると早蕨の道はがあり、まっすぐ坂を上がると200mほど先に大きな朱塗りの鳥居がある。 世界遺産の風格漂う構え。 鳥居をくぐり境内に向かう。 宇治上神社はそれほど広くない境内に拝殿と本殿だけが残る古社。このふたつの社殿そのもの…

宇治神社 (2014/5/9)

橋寺から宇治川右岸の道を進むと朱色の朝霧橋があり、その目の前に建つ神社。 宇治神社目の前にある朝霧橋 川を背にして石段を上がると拝殿がある。 その奥に菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)を祀る三間社流造の本殿が建つ。 このさらに奥に建つ世界遺産に指…

橋寺放生院 (2014/5/9)

京阪宇治線の宇治駅を降り、宇治橋の東詰から土産物店の間を川上に進む道のすぐ左に橋寺に続く細い階段がある。 正式名称は、雨宝山放生院常光寺で真言律宗の寺院。 聖徳太子が秦河勝に創建させたと伝えられる。 1286年、奈良東大寺の僧叡尊が橋の架け替えを…

三室戸寺 (2014/5/9)

約1200年前に創建されたといわれる本山修験宗の別格本山。 平安時代から広まった西国三十三所観音霊場の10番札所。本尊は千手観音。 花の寺としても有名。 最寄り駅の京阪宇治線の三室戸寺駅からだとゆるやかな上りの住宅地の道を20分ほど歩く。あまり大きく…

萬福寺 (2014/5/9)

JR黄檗駅から徒歩5分ぐらいの場所にある黄檗宗の大本山。日本の禅宗は、臨済宗、曹洞宗と黄檗宗の三宗。 都七福神めぐりの布袋尊を祀る寺院。 ロータリー 駅前の道を渡ると京都芸術高校。 京都駅から7つ目。 開祖は中国、明の僧隠元隆琦によって1661年に建て…

羽束師(はつかし)神社 (2014/5/8)

羽束師とは、土器を造る泥部(はつかしべ)の地という意味で、彼らの祖神が祀られている神社。 歴史はとても古く、かつては延喜式内の名神大社として格式を誇った由緒ある神社。 現在は、近隣の人達の氏神様といった感じの小さな神社。

西岸寺(さいがんじ) (2014/5/8)

京阪電鉄の中書島の北口から伸びる道をまっすぐ進み、龍馬通りを行くと突き当たりにアーケードが見える。その手前の道を西に進むとすぐ右にある小さな寺院。地元の人には油掛け地蔵と親しまれている。 1590年、雲海が創建、鳥羽伏見の戦火などで衰退後は町中…

長建寺 (2014/5/8)

最寄り駅は、京阪電鉄の中書島。北口を出て、飲み屋を角にしてまっすぐ細い道が続く。 月桂冠や黄桜などのお膝元なだけにスナックやバーのような店が立ち並ぶ。 宇治川派流に架かる橋の手前を右に進むと100mぐらい先の右側に赤壁の龍宮門が見える。 長建寺は…

金札宮(きんさつぐう) (2014/5/8)

京阪電鉄伏見桃山駅から西に伸びる大手筋商店街のアーケードの途中を北に曲り、伏見区役所の先にひっそり佇む神社。 創建は750年清和天皇の時代に橘良基(よしもと)によって阿波の国から勧請されたもの。 名称の由来は、社殿を建てている時、空から金札が降っ…

仏国寺 (2014/5/8)

深草大亀谷の高台に立つ寺院。墨染駅辺りから自転車で向かうも住宅地の道をゆるやかにずっと登る道を30分ぐらいかけてこぎ続けとてもきつかった。 天王山と号し黄檗宗に属する。黄檗宗萬福寺の五世の中国僧が、1678年にこの地にあった永光寺を再興し、仏国寺…

御香宮神社 (2014/5/8)

創建は、862年境内から清泉が湧き出し、いい香りが周囲に広がり、この水を飲むと病が癒えたことから、清和天皇から「御香宮」の名を賜ったと伝えられる。 江戸時代には、徳川家康が徳川家御三家の藩祖となる3人の息子を伏見城滞在中にえていることから、御香…

墨染寺(ぼくせんじ) (2014/5/8)

京阪電鉄の墨染(すみぞめ)駅から西へゆるやかな坂を3分ほど下ると、商店がいくつかあるなかに紛れるように小さな門が見える。 墨染寺という名前は、境内の墨染桜に由来する。 藤原良房の養子で関白藤原基経の市を悼んで、平安時代の歌人、上野岑雄(かんつけ…

藤森(ふじのもり)神社 (2014/5/8)

藤森駅と墨染駅の中間に位置しているが、南参道は墨染駅のほうが近い。 十六社御朱印めぐりの一つ。 この辺りは、終戦まで第十六師団が置かれ、今も師団街道などの名前が残る。 南北に走る直違橋通り沿いには当時の師団司令部があり現在は、レンガ造の洋館が…

瑞光寺 (2014/5/8)

宝塔寺の総門からさらに南に数百メートル行くと元政庵とも呼ばれる瑞光寺の角に出る。 ここは、1655年、元政上人が旧極楽寺の薬師堂跡に草案を営んだことに始まる。 元政上人は、学識が豊かで、詩や歌にすぐれ、石川丈山らとも交友し文名を高めた。 とても静…

宝塔寺(ほうとうじ) (2014/5/8)

嘉祥年間(848-51)藤原基経が創建し源氏物語「藤ノ裏葉」にも登場する真言宗極楽寺が前身。 徳冶2年(1307)住持良桂が日像に帰依し、日蓮宗に改宗。 日像の没後、宝塔寺と改称した。 本堂は、1608年(慶長13)の建立で、日蓮宗本堂としては京都最古。 総門…

石峰寺(せきほうじ) (2014/5/8)

石峰寺は百丈山と号する黄檗宗の寺で、18世紀の初めに萬福寺の僧侶が創建した禅道場と伝わる。 この小さな寺が知られるのは、本堂の背後の竹林の山に点在する五百羅漢の石仏の存在で、江戸時代の画家、伊藤若冲が下絵を描いて石工に彫らせたものだという。 …

東丸(あずままろ)神社 (2014/5/8)

伏見稲荷大社の楼門をくぐると南側に荷田春満(かだのあずままろ)を記念する神社と旧宅がある。 荷田春満は、伏見稲荷大社17世紀後半、伏見稲荷大社神官の家に生まれ、伊藤仁斎の古義学に影響を受け、江戸に行き、古典、国史を研究した。 東丸神社は1883年に…

伏見稲荷大社(2) (2014/5/8)

奥宮から山頂の一ノ峰まで。 千本鳥居をくぐり抜け奥宮に到着。 今回はお山めぐりに挑戦。 まずは奥宮を見回すとお稲荷さんの神の使い、キツネの絵馬が! けっこう上手く描いて奉納している人もいます。 境内裏手にあるおもかる石 こんな感じで持ってます。 …

伏見稲荷大社(1) (2014/5/8)

JR稲荷駅前の一の鳥居から拝殿を通過して千本鳥居をくぐり抜け奥宮まで。(ほとんどの参拝者はここまで行って引き返す。) 創建は平安遷都以前の711年の2月初午と伝わる。 秦伊呂具(はたのいろぐ)が稲荷山の三カ峰に社を造ったことに始まる。 秦伊呂具は裕福だ…

鴨川をどり (2014/5/7)

先斗町 鴨川をどり 5月1日~5月24日 尾上流 鴨川と木屋町の間、三条から四条に至る通りの花街。 名前の由来は、ポルトガル語のポントが「先」という意味だからなど諸説ある。 この辺りは都の極東で鴨川のすぐ手前で先っぽの地。 先斗町歌舞練場は、三条大橋…

誕生寺 (2014/5/7)

国道1号の赤沼の交差点を西に進み、桂川に架かる久我(こが)橋を渡ると南側に誕生寺が見えてくる。 目の前は桂川と久我橋 曹洞宗の寺で宗祖道元の生誕の地にちなんで建てられた。 道元は中国、宗に渡り帰国後、深草に興聖寺を建て「正法眼蔵」(しょうぼうげん…

恋塚寺 (2014/5/7)

国道1号の赤沼の交差点から600mほど南に進んだところを西側に入った住宅地のなかにある寺院。 この寺も恋塚がある浄禅寺と同じ遠藤盛遠(もりとお)と袈裟御前の物語をもつ浄土宗の寺。 北面の武士、遠藤盛遠は源渡の妻、袈裟御前に恋をする。袈裟御前は、夫を…

北向山(きたむきやま)不動院 (2014/5/7)

安楽寿院からわずかに西に進んだ場所にある寺院。 太い通りに面して朱塗りの山門が建ち、まっすぐに社殿に向かって参道が伸びているが、境内はさほど広くはない。 寺名の通り本堂が北向きに立っている。(普通は南向き) 本尊の不動明王を王城鎮護のために北向…

安楽寿院 (2014/5/7)

鳥羽離宮の東殿に建てられた寺で、開基は鳥羽上皇、1137年に創建された。 現在の安楽寿院は、1600年前後に子院、前松院(ぜんしょういん)を安楽寿院として再興したものて、真言宗智山派の寺院。 近衛天皇安楽寿院南陵

城南宮 (2014/5/7)

西側に国道1号、北側に名神高速の京都南インターの出入口があり、周辺はトレーラーやダンプカー、観光バスなど大型の車が往来する交通量の多い場所。 平安遷都の際に都の南を守る守護神としつ創建された神社。 平安末期、交通の要衝でもあり、この地に白川上…