京都市内から電車で20分ほど、黄檗駅下車、徒歩5分強にある中国風の禅寺。
開祖は日本にインゲン豆をもたらしたことでも有名な中国の僧、隠元隆隆?湊(いんげんりゅうき)。
布袋様は中国の僧侶が元になっていると伝えられている。
吉凶の判断にすぐれ、未来を予知する才に長けていた。
恰幅の良い大きなおなかが印象的。
袋を担ぎ、物乞いをし、貰ったものを袋の中に詰め込んでいた事から「布袋」と呼ばれるようになった。
萬福寺は1659年、隠元禅師が徳川四代将軍家綱よりこの地を賜わり創建された。
1661年、新しい寺の建立を始め、もともと中国福建省の黄檗山萬福寺の住持であった隠元禅師が、元を忘れないため黄檗山萬福寺と命名した。
萬福寺には、全日本煎茶連盟本部が置かれていて、また普茶料理も振舞われることでめ有名。