志る幸 (2015/1/11)
京都人が昔から新年に歳神様と一緒に頂く白味噌のお雑煮を頂くために、汁もので有名な老舗日本料理店「志る幸」を訪れた。
四条河原町をやや上がって、木屋町通り側に入った場所にある和食の老舗。この辺りは土佐藩の藩邸跡だった。
池田屋事件の端緒となった勤皇の志士・古高俊太郎の邸宅跡を改装した店。
各自飯を持ち寄り、会主は汁だけを用意して会食をする「汁講」にちなんで付けられた店名。
白味噌雑煮には、小振りの丸餅が2個、うど、三つ葉、柚子が入っていて、削り鰹が汁の味を添える。
お餅は丸餅、焼かずに煮るのが京風。
五条大橋、三条大橋などの欄干を模した座席がとても趣きがあって印象的だった。
店内の雰囲気
利休弁当と白味噌のお雑煮
目の前には、老梅と椿。新春の訪れを目でも感じることが出来た。