都七福神巡り 萬福寺 (2015/1/10)
京都市内から電車で20分ほど、黄檗駅下車、徒歩5分強にある寺院。開祖は日本にインゲン豆をもたらしたことでも有名な中国の僧、隠元隆?湊(いんげんりゅうき)。
萬福寺は、「布袋尊」を祀る。
中国の僧侶がもとになっていると伝えられている神。
吉凶の判断にすぐれ、未来を予知する才に長けていた。
恰幅の良い大きなおなかが印象的。
袋を担ぎ、物乞いをし、貰ったものを袋の中に詰め込んでいた事から「布袋」と呼ばれるようになった。
萬福寺は、1659年、隠元禅師が徳川四代将軍家綱公より、この地を賜わり創建された。
1661年、新しい寺の建立を始め、もともと中国福州府の黄檗山萬福寺の住持であった隠元禅師が、元を忘れないため黄檗山萬福寺を命名した。
布袋尊は、特に傑作で都七福神の一人として崇められている。
本尊は釈迦如来で、布袋尊は社会如来の化身と言われている。
萬福寺には、全日本煎茶連盟本部が置かれている。また普茶料理も振舞われる。
萬福寺の僧侶達はこの石の道の上を歩くことはないという。参詣者たちのために作られた境内の道。
かなり大きな寺院であることが分かる。
布袋尊像が安置されている天王殿。
正面に見えてきた布袋尊。
広々とした境内に建つ幾つもの巨大なお堂。
整然とした境内。
中国風の建築物や意匠が印象的。
竜宮門
赤門
唐草模様
卍型の紋様が施された回廊。
と言うこと。
布袋尊、頂きました。