京都が好き過ぎて困っているブログ

700ヶ所以上の神社仏閣を巡り、京都検定2級を取得した運営者がガイドブックに載っていないような意外な京都の魅力や素顔を紹介します。

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

祇園祭 還幸祭 三若神輿会(2) (御供社~八坂神社) (2015/7/24)

御供社に到着してから休憩をし、8時15分再び隊列を整えて、三条会商店街を東に進む。 八坂神社の宮司さんが神輿を先導する。 <動画> https://youtu.be/onqwSGcD9Ao 三条通り釜座町を通過。 三条衣棚町で休み山の鷹山の囃子方が囃子の演奏で迎える。 鷹山は山…

祇園祭 還幸祭 三若神輿会(1) (御旅所~御供社) (2015/7/24)

四条寺町の八坂神社御旅所から八坂神社までスサノオノミコトが乗る中御座神輿を担ぐ三若神輿会に随行した。 御旅所からまっすぐ東に歩いて行けば10分ぐらいしか離れていない距離を氏子地区のゆかりの深い地などを神泉苑などを経由して練り歩き、5時間かけて…

祇園祭 後祭 山鉾巡行 四条新町 (2015/7/24)

河原町御池で大船鉾を殿の大船鉾を見納めて移動し、11時20分に四条新町に到着。 新町通りに戻ってくる八幡山、北観音山、南観音山、大船鉾を迎える。 まずは北観音山が四条通りに戻って来て最後の辻回しをして新町通りを上っていくが、後から来た八幡山の方…

祇園祭 後祭 山鉾巡行 河原町御池 (2015/7/24)

1週間前、土砂降りだった前祭の山鉾巡行とは対照的に晴天に恵まれた後祭の山鉾巡行。 祇園祭は八坂神社の神幸祭と還幸祭のふたつの神輿渡御とされ、それぞれを賑やかに盛り上げるものとして山鉾巡行が始まったとされている。 後祭の山鉾巡行は、神幸祭の「お…

祇園祭 あばれ観音 南観音山 (2015/7/23)

後祭の日和神楽が終わり、各山鉾が翌日の山鉾巡行の準備に取り掛かる深夜11時過ぎに行われる。 南観音山の御神体の楊柳観音に布を被せて蓮台に縛り付け、法被姿の男たちが激しく振りながら町内を担いでまわる。 町内を3周しながら町の両端で激しく揺らすと…

祇園祭 後祭 日和神楽 (2015/7/23)

宵山の夜、各山鉾町の囃子方が四条寺町にある御旅所まで囃子を奏でながら翌日の山鉾巡行が晴天であることを祈願して奉納する。 車のついた屋台に鉦を吊るして太鼓と共に打ち鳴らし、笛を吹き賑やかに祇園囃子を奏でる。 近くで長く囃子を聴いていられて、京…

祇園祭 後祭 宵山 (2015/7/23)

5時になると京都芸術センターでエコ屋台村が開かれ、鷹山の囃子も演奏される。 <動画> https://youtu.be/if0uvTnN7IU 大船鉾 <動画> https://youtu.be/rDTdTxZhng0 拝観を待つ長い列が出来ていた。 橋弁慶山の会所前も写真を撮る大勢の人。 黒主山でうちわを…

祇園祭 冠者殿社(かじゃでんしゃ) 綾傘鉾 祇園囃子 (2015/7/23)

7時から御旅所前でお囃子の演奏が始まる。 この日は、綾傘鉾の囃子方の皆さんの演奏。 綾傘鉾の囃子を聴くと、棒振り踊りが目に浮かんでくる。 <動画> https://youtu.be/kSbjgBPxH8s https://youtu.be/VEdVP4e9bsc

祇園祭 役行者山 護摩焚き (2015/7/23)

役行者山の御神体が修験道の創始者役行者で、修験道との関わりが深いことから、23日に聖護院の山伏が護摩焚きをして祭りの無事を祈る。 約30人の山伏の行列が、六角堂頂法寺を1時頃出発し、烏丸通を渡って浄妙山、南観音山、北観音山、八幡山などに参拝して…

祇園祭 冠者殿社(かじゃでんしゃ) 四条傘鉾 祇園囃子 (2015/7/22)

7時から御旅所前でお囃子の演奏が始まる。 この日は、四条傘鉾の囃子方の皆さんの演奏。 <動画> https://youtu.be/GXCDDhslU18 https://youtu.be/bqvnWJL3yKM

祇園祭 後祭 宵々山 (2015/7/22)

休み山の鷹山の会所飾り。 今年からはテントで粽や手拭い、おみくじなども用意されている。 鷹山は応仁の乱以前から巡行していた由緒ある山でくじとらずの大きな曳山だった。 御神体は鷹匠、犬飼、樽負の三体で中納言在原行平が光孝天皇の御幸で鷹狩りをする…

南禅寺 (2015/7/22)

近くまで行ったので、青もみじを見に南禅寺まで足を伸ばした。 言わずと知れた臨済宗、禅寺の最高峰。足利義満から「五山の上」と位置付けられた。 元は亀山上皇の母の離宮として、亀山上皇が建てた跡で、禅僧の無関普門が南禅寺をこの地に創建した。 三門は…

三条大橋~瓢亭~三条大橋 (2015/7/22)

京都の街はどこを歩いていても楽しい発見が沢山ある。 まずは三条大橋から瓢亭まで徒歩15分ほどの道のりで目にしたものを載せてみた。 先週の台風11号が通過した時は水かさが増え流木や枯れ草を運んだ濁流が流れていたが、今朝の川の水は川底の石畳が見える…

瓢亭 (2015/7/22)

京都の夏の楽しみの一つの朝粥。南禅寺畔の瓢亭へ。 明治時代の歌人で祇園をこよなく愛した吉井勇が詠んだ歌にも登場する老舗和食店。 「瓢亭の朝粥すすり松に吹く風の音聞けば心すがしかも」 吉井勇 料理屋としての創業は1837年だが、南禅寺参道の腰掛茶屋…

祇園祭 冠者殿社(かじゃでんしゃ) 長刀鉾囃子 (2015/7/21)

7月17日の神幸祭から24日の還幸祭まで四条寺町の御旅所に、神宝と共に神輿が鎮座し、18日から23日までの6日間毎日午後7時頃から鉾町から囃子方が来て演奏を披露する。 冠者殿社は八坂神社の境外摂社でスサノオノミコトの荒霊が祀られている。 その御霊をなだ…

祇園祭 後祭 宵々々山 (2015/7/21)

日中御朱印巡りを済ませ、夕方鉾町を観てまわる。特に後祭は屏風祭の数が多くライトアップが美しい。 大船鉾 南観音山から北観音山へ移動。 <動画> https://youtu.be/vEhFBg_jdJ0 北観音山 八幡山 左甚五郎作の木彫りの鳩。 黒主山 可愛らしい粽売りの児童達…

祇園祭 大船鉾 (2015/7/21)

昨年149年ぶりに山鉾巡行に復帰し大人気の大船鉾。 占出山や船鉾と同じく『日本書紀』の神功皇后(じんぐうこうごう)の新羅出船に由来する。 船鉾が「出陣」を表すのに対し、大船鉾は戦を終えて戻る「凱旋」の場面を表す。 応仁の乱以前から存在する歴史の…

祇園祭 八幡山 (2015/7/21)

石清水八幡宮が祭られている山。 八幡信仰は特に武士の世では篤かったため、祇園祭にも取り入れられたのではと言われる。 社殿は江戸時代後期天明年間の作と伝えられる総金箔押し。 会所は御朱印のみでまだ拝観は準備中。 川崎家住宅 八幡山保存会の役員の方…

祇園祭 鈴鹿山 (2015/7/21)

鈴鹿山は旧東海道の難所・鈴鹿峠のこと。 ここで人々を苦しめる鬼を退治した鈴鹿明神(瀬織津姫命)の伝説に由来する。 このあたりは盗賊が多かったことが鬼の話に転化したと思われる。 女性の姿をした鈴鹿明神像は大長刀を手に、立て烏帽子を被った姿が凛々…

祇園祭 役行者山 (2015/7/21)

修験道の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)一言主神を使って葛城山と大峰の間に石橋をかけたという逸話に由来。 役行者は庶民の中に入って医療などにつとめた僧で、古くから民衆に人気があった。 役行者と鬼の顔の一言主神、葛城女神の三体の人形を御神体と…

祇園祭 黒主山 (2015/7/21)

謡曲「志賀」のなかで、六歌仙の1人、大伴黒主が桜を眺めるさまをテーマにしている。 山を飾る桜の造花は、家に悪事を入れないお守になる。 昔の山は松の山篭と一緒に添山を飾ることがあったが、黒主山にはそれが残る。 以前は旧前掛のこれは琉球最後の王・…

祇園祭 浄妙山 (2015/7/21)

平家物語の一節・宇治川の合戦で一来法師(いちきほうし)が「悪しゅう候、ごめんあれ」と三井寺の僧兵・筒井浄妙の頭上を飛び越して先陣をとってしまった瞬間を表している。 本当に人形が人形の上を跳び越しているような構図は圧巻。 浄妙の着ている鎧は室…

祇園祭 鯉山 (2015/7/21)

山の中で唯一、魚をテーマにした山。 竜門の滝をのぼる鯉は竜になるという『登竜門』の故事に由来し、木製の鯉が勢い良く水しぶきを上げる様が表されている。 鯉は左甚五郎作。 有名なのは重要文化財指定も受けている16世紀ベルギー製のタペストリーの懸物。…

祇園祭 橋弁慶山 (2015/7/21)

五条の橋の上で争う牛若丸と弁慶の姿が特徴的な山。 明治5年以降はくじ取らず。 平成23年までは北観音山のすぐ後、後祭りの二番目だったが、平成24年の順序変更により、幕末以前の順番に戻り後祭では先頭となった。 弁慶は1563年、牛若丸は1537年、双方に仏…

祇園祭 南観音山 (2015/7/21)

南観音山は、「下り観音」とも呼ばれ、かつては後の祭の殿(しんがり)をつとめていた。 平成24年の大船鉾復帰により巡行順変更に伴い、29番目を巡行することになった。 「北観音山の観音様は男だが、南観音山は女性なので、南では宵山の夜更けに翌日の巡行…

祇園祭 北観音山 (2015/7/21)

修学院離宮から戻り昼からは後祭10基の御朱印巡り。 まずは北観音山から始める。 北観音山は、応仁の乱の時代から隣町の南観音山と、1年交代で山を出していたといわれる。 通称は「上り観音」。 御神体は楊柳観音像と韋駄天立像。 明治4年から平成23年まで…

修学院離宮 (2015/7/21)

今回の京都滞在で三ヶ所目の宮内庁管轄で事前予約が必要な場所、修学院離宮を拝観。 9時拝観を予約していたので、8時過ぎには叡山電鉄出町柳駅へ。 出町柳から元田中、茶山、一乗寺、修学院と4駅、10分ほどで到着。 修学院駅 駅からは徒歩15分ほど。 修学院…

祇園祭 後祭 宵々々々山 (2015/7/20)

鉾や山が建つと夜お囃子の演奏があろうが無かろうが、ジッとしていられなくなり鉾町へ。 後祭で囃子型がいるのは大船鉾、北観音山、南観音山のみ。 大型の3基以外はまだ山建てが完全に終えられていない状態で駒形提灯に火も入っていなかった。 北観音山 南観…

祇園祭 後祭 曳き初め (2015/7/20)

比叡山延暦寺から戻り、2時鉾町到着。 昨年149年ぶりに山鉾巡行に復帰し、48年ぶりの後祭復活に花を添えた大船鉾。 それまではずっと「休み鉾」として会所飾りだけ。初めて祇園祭を見物した3年前の2012年からは唐櫃巡行をして2014年からの復帰に向けて頑張っ…

比叡山延暦寺 (2015/7/20)

海の日に比叡山へ。 京都の魅力に気づいて通い始めて間も無い4年ぐらい前に訪れて以来近年では2度目。ブログを始めてから初めての参拝。 言わずと知れた日本仏教発祥の地。国宝。世界遺産。 伝教大師最澄により開かれ、その後、法然、親鸞、道元、日蓮、一遍…