京都が好き過ぎて困っているブログ

700ヶ所以上の神社仏閣を巡り、京都検定2級を取得した運営者がガイドブックに載っていないような意外な京都の魅力や素顔を紹介します。

2014-05-08から1日間の記事一覧

瑞光寺 (2014/5/8)

宝塔寺の総門からさらに南に数百メートル行くと元政庵とも呼ばれる瑞光寺の角に出る。 ここは、1655年、元政上人が旧極楽寺の薬師堂跡に草案を営んだことに始まる。 元政上人は、学識が豊かで、詩や歌にすぐれ、石川丈山らとも交友し文名を高めた。 とても静…

宝塔寺(ほうとうじ) (2014/5/8)

嘉祥年間(848-51)藤原基経が創建し源氏物語「藤ノ裏葉」にも登場する真言宗極楽寺が前身。 徳冶2年(1307)住持良桂が日像に帰依し、日蓮宗に改宗。 日像の没後、宝塔寺と改称した。 本堂は、1608年(慶長13)の建立で、日蓮宗本堂としては京都最古。 総門…

石峰寺(せきほうじ) (2014/5/8)

石峰寺は百丈山と号する黄檗宗の寺で、18世紀の初めに萬福寺の僧侶が創建した禅道場と伝わる。 この小さな寺が知られるのは、本堂の背後の竹林の山に点在する五百羅漢の石仏の存在で、江戸時代の画家、伊藤若冲が下絵を描いて石工に彫らせたものだという。 …

東丸(あずままろ)神社 (2014/5/8)

伏見稲荷大社の楼門をくぐると南側に荷田春満(かだのあずままろ)を記念する神社と旧宅がある。 荷田春満は、伏見稲荷大社17世紀後半、伏見稲荷大社神官の家に生まれ、伊藤仁斎の古義学に影響を受け、江戸に行き、古典、国史を研究した。 東丸神社は1883年に…

伏見稲荷大社(2) (2014/5/8)

奥宮から山頂の一ノ峰まで。 千本鳥居をくぐり抜け奥宮に到着。 今回はお山めぐりに挑戦。 まずは奥宮を見回すとお稲荷さんの神の使い、キツネの絵馬が! けっこう上手く描いて奉納している人もいます。 境内裏手にあるおもかる石 こんな感じで持ってます。 …

伏見稲荷大社(1) (2014/5/8)

JR稲荷駅前の一の鳥居から拝殿を通過して千本鳥居をくぐり抜け奥宮まで。(ほとんどの参拝者はここまで行って引き返す。) 創建は平安遷都以前の711年の2月初午と伝わる。 秦伊呂具(はたのいろぐ)が稲荷山の三カ峰に社を造ったことに始まる。 秦伊呂具は裕福だ…

鴨川をどり (2014/5/7)

先斗町 鴨川をどり 5月1日~5月24日 尾上流 鴨川と木屋町の間、三条から四条に至る通りの花街。 名前の由来は、ポルトガル語のポントが「先」という意味だからなど諸説ある。 この辺りは都の極東で鴨川のすぐ手前で先っぽの地。 先斗町歌舞練場は、三条大橋…

誕生寺 (2014/5/7)

国道1号の赤沼の交差点を西に進み、桂川に架かる久我(こが)橋を渡ると南側に誕生寺が見えてくる。 目の前は桂川と久我橋 曹洞宗の寺で宗祖道元の生誕の地にちなんで建てられた。 道元は中国、宗に渡り帰国後、深草に興聖寺を建て「正法眼蔵」(しょうぼうげん…

恋塚寺 (2014/5/7)

国道1号の赤沼の交差点から600mほど南に進んだところを西側に入った住宅地のなかにある寺院。 この寺も恋塚がある浄禅寺と同じ遠藤盛遠(もりとお)と袈裟御前の物語をもつ浄土宗の寺。 北面の武士、遠藤盛遠は源渡の妻、袈裟御前に恋をする。袈裟御前は、夫を…

北向山(きたむきやま)不動院 (2014/5/7)

安楽寿院からわずかに西に進んだ場所にある寺院。 太い通りに面して朱塗りの山門が建ち、まっすぐに社殿に向かって参道が伸びているが、境内はさほど広くはない。 寺名の通り本堂が北向きに立っている。(普通は南向き) 本尊の不動明王を王城鎮護のために北向…

安楽寿院 (2014/5/7)

鳥羽離宮の東殿に建てられた寺で、開基は鳥羽上皇、1137年に創建された。 現在の安楽寿院は、1600年前後に子院、前松院(ぜんしょういん)を安楽寿院として再興したものて、真言宗智山派の寺院。 近衛天皇安楽寿院南陵

城南宮 (2014/5/7)

西側に国道1号、北側に名神高速の京都南インターの出入口があり、周辺はトレーラーやダンプカー、観光バスなど大型の車が往来する交通量の多い場所。 平安遷都の際に都の南を守る守護神としつ創建された神社。 平安末期、交通の要衝でもあり、この地に白川上…

浄禅寺 (2014/5/7)

実相寺から旧道を南に600mほど進んだところにある寺院。 正式名称は、浄土宗西山禅林寺派の恵光山浄禅寺。 境内の鳥羽地蔵と呼ばれる地蔵尊は六地蔵巡りの一つ。 この寺は、別名恋塚と呼ばれ、北面の武士遠藤盛遠(えんどうもりとお)が、源渡(みなもとのわた…

実相寺 (2014/5/7)

京都で始めて日蓮宗の寺、妙顕寺を建立した日像の弟子妙実が、1352~1356の文和年間に後光厳天皇の勅願により建てられた寺院。 境内入って左側の梵鐘 境内