京都が好き過ぎて困っているブログ

700ヶ所以上の神社仏閣を巡り、京都検定2級を取得した運営者がガイドブックに載っていないような意外な京都の魅力や素顔を紹介します。

墨染寺(ぼくせんじ) (2014/5/8)

京阪電鉄の墨染(すみぞめ)駅から西へゆるやかな坂を3分ほど下ると、商店がいくつかあるなかに紛れるように小さな門が見える。


墨染寺という名前は、境内の墨染桜に由来する。

藤原良房の養子で関白藤原基経の市を悼んで、平安時代歌人、上野岑雄(かんつけのみねお)は、「深草の 野辺の桜し心あらば 今年ばかりは墨染に咲け」と詠んだ。

そのためここの桜は薄墨色の花をつけるようになり、墨染の名が生まれた。

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境内

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境内の右側にある小さな3代目の墨染桜。

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