宇治神社前の宇治川右岸沿いの道を徒歩5分ほどさかのぼると興聖寺の総門が見えてくる。
正式名は、仏徳山観音導利院興聖宝林禅寺。本尊は、釈迦如来。
曹洞宗開祖道元が宗から帰国後、1233年に伏見深草に創建したことに始まる。
その後道元は越前永平寺に移り、大本山とした。
興聖寺は曹洞宗の京都における中心的存在で、道元が宗から帰国直後は根本道場として日本最初の曹洞宗の修行の場だった。
総門
琴坂
名称の由来は、この道が琴を縦に置いた姿に似ていることと、脇を流れる小川の水音が琴の音色のようだとのことから名付けられた。
総門をくぐると琴坂とよばれるゆるやかな上り坂の参道が境内に向かってまっすぐに伸びている。両脇は紅葉で覆われ紅葉の名所として有名なところでもある。
琴坂を上りきると白壁の龍宮門が見える。
門をくぐると整然とした境内が広がる。
方丈庭園
帰りに振り返って見てもキレイな青紅葉。