平等院鳳凰堂拝観
指定の入場時間に集まり、案内の女性に従って内部に誘導される。くれぐれも手を触れないように厳重に注意を受ける。
本尊は阿弥陀如来坐像 仏師定朝の作で寄木造
平安中期の名仏師定朝の大傑作で、これまでの一木造りから寄木造の技法を用いることによってそれ以降の仏像建築に大きな影響を与える。
鳳凰堂の内部の白壁には52体の雲中供養菩薩が舞う。
現在は半数の26体は取り外され平等院ミュージアムで展示されている。
全ての菩薩像が個性的なさまざまな姿をしている。
壁の下半分は来迎図が描かれている。
柱にはチケットに描かれている極彩色の鳳凰の文様などが施されていたが今はほとんど色が落ちてしまっている。
鳳凰堂の柱に描かれている極彩色の文様は、昨年改築された歌舞伎座の正面玄関ホールの絨毯に用いられている。
平等院の境内に建つ子院
浄土院
本堂
最勝院
藤の彫刻があしらわれた唐破風屋根を持つ欄間。 伏見城の遺構と伝えられる。
現在平等院鳳凰堂は、天台浄土院の単立寺院として、浄土宗の浄土院と源頼政の供養塔がある天台宗の最勝院の住職が交互に管理するとても珍しい寺となった。