石峰寺は百丈山と号する黄檗宗の寺で、18世紀の初めに萬福寺の僧侶が創建した禅道場と伝わる。
この小さな寺が知られるのは、本堂の背後の竹林の山に点在する五百羅漢の石仏の存在で、江戸時代の画家、伊藤若冲が下絵を描いて石工に彫らせたものだという。
階段を登って行くと赤い龍宮門が見えてくる。
境内
本堂
黄檗宗らしく中国風の文様があしらわれている。
伊藤若冲の墓 若冲は、錦市場の青物問屋に長男として生まれたにも関わらず家業を継がず画家になった。
特に動植物の絵はよく知られる。
墓地を右に見ながら境内脇の坂を上がるとまた龍宮門。
裏の山道を少し登ると
五百羅漢の庭 竹林の中に沢山の羅漢が点在している。