嘉祥年間(848-51)藤原基経が創建し源氏物語「藤ノ裏葉」にも登場する真言宗極楽寺が前身。
徳冶2年(1307)住持良桂が日像に帰依し、日蓮宗に改宗。
日像の没後、宝塔寺と改称した。
本堂は、1608年(慶長13)の建立で、日蓮宗本堂としては京都最古。
総門、多宝塔とともに重文。
石峰寺から南に250mほど住宅地の道を進むと総門があり、門の先は幅広い緩やかな石敷きの参道が一直線に仁王門に向かって伸びている。
宝塔寺は、1307年に当時の住持が日蓮宗の日像に帰依し、日蓮宗に改宗したといい、寺の名も、日像が京都に通じる7つの街道に建てた法華題目の石塔婆の一つを、日像の廟所に奉じたことにより宝塔寺に改めたという。
仁王門
境内
多宝塔