平等院から宇治川沿いの街道を2キロぐらいさかのぼると、右側の森が鬱蒼と生い茂る場所に山に分け入る入口を探しながら進む。
街道筋の山側に入口発見
こんな山道を1キロも踏み分けて入るとは。
晴れてるのにひんやり。
山の中にある地図ほど距離感が分からないものはない。
さらに奥へ
よほど人が通らないのか、ミノなしのミノムシが道の真ん中に糸を垂らし沢山ぶら下がっていて何度も顔に当たり口にはいりそうになる。
地面の落ち葉と同系色なのでほとんど見えないので除けられないで顔にあたる。
15分ぐらい歩いても変化のない景色にやや恐怖を感じる。
やっと住宅地の道に出た。
また森の中と思ったら到着。長い道程だった。
白山神社は、8世紀後半に疱瘡(ほうそう)が流行した時に、その治癒を願って創建されたと伝えられている。
後に藤原頼道の娘で後冷泉天皇の皇后寛子(かんし)が平安時代後期の1102年に建立したとされる金色院の鎮守社となった。
鳥居をくぐり境内に続いてる急な石段。
ようやく本堂が見える。
境内
拝殿 1277年に宇治離宮から移築されたもの。
こんな山奥によく建てたものだ。