国道1号の赤沼の交差点を西に進み、桂川に架かる久我(こが)橋を渡ると南側に誕生寺が見えてくる。
目の前は桂川と久我橋
曹洞宗の寺で宗祖道元の生誕の地にちなんで建てられた。
道元は中国、宗に渡り帰国後、深草に興聖寺を建て「正法眼蔵」(しょうぼうげんぞう)を著わして曹洞宗を広め、後に永平寺を開いた。
1919年、当時の永平寺の貫首が、越前の妙覚寺を移し建立したのが誕生寺で、正式には、誕生山妙覚寺という。
本堂の西隅にある「道元禅師産湯ノ井戸」がある。