JR黄檗駅から徒歩5分ぐらいの場所にある黄檗宗の大本山。日本の禅宗は、臨済宗、曹洞宗と黄檗宗の三宗。
都七福神めぐりの布袋尊を祀る寺院。
ロータリー
駅前の道を渡ると京都芸術高校。
京都駅から7つ目。
開祖は中国、明の僧隠元隆琦によって1661年に建てられた。
1658年、江戸で4代将軍徳川家綱に謁見したときに信頼を得て、幕府から宇治に寺地を与えられた。
隠元隆琦は、日本にインゲン豆、普茶料理などを伝えたことでも有名。
総門
総門をくぐり進むと山門が見える。
山門
山門をくぐり進むと天王殿が見える。
天王殿 萬福寺の玄関にあたる建物
本尊の布袋尊
広々としていて手入れが行き届いている境内。
大雄宝殿(だいおうほうでん) 萬福寺の本殿で本尊は釈迦如来。萬福寺最大の建物。
中は石が敷き詰められていて、いぐさのようなものでできた座布団が敷かれている。日本の他の寺院ではまず見ない光景。
斎堂(食堂)前
大魚を模した開版(かいばん)は、木魚の原型といわれる。現在でも食事の時間を伝える大事な役割を果たしている。
法堂
萬福寺独特の卍くずしの文様。