祇園祭 後祭 日和神楽 (2015/7/23)
宵山の夜、各山鉾町の囃子方が四条寺町にある御旅所まで囃子を奏でながら翌日の山鉾巡行が晴天であることを祈願して奉納する。
車のついた屋台に鉦を吊るして太鼓と共に打ち鳴らし、笛を吹き賑やかに祇園囃子を奏でる。
近くで長く囃子を聴いていられて、京都の夏の風情と祭の盛り上がりを感じるので、祇園祭の中でこの日和神楽は最も楽しみにしている行事の一つ。
各山や鉾は道中ゆかりの地や日頃馴染みの店などに挨拶をしてまわる。
8時半、南観音山が百足屋町を出発する。
烏丸三条の交差点を渡り三条通りを東に進む。
京都文化博物館前を通過。
長谷川松寿堂で接待を受け、御礼に今年一年の反映を願って「福」を奏でる。
長谷川松寿堂は、昭和11年頃に現在の場所に移り、昭和40年まではくじ改めが当家の前で行われていた。
長谷川社長自身も祇園祭の日彰祭賛会の代表幹事として、「祇園祭の山鉾行事」のユネスコ無形文化遺産への登録や後祭の復興など、祇園祭の運営に精力的に取り組まれ、京都が世界に誇る貴重な文化遺産の保存継承にも尽力されている。
寺町三条を右折し、三嶋亭前を通過。
寺町商店街の先には御旅所がある。
<動画>
https://youtu.be/JKWNPEbWeuI
日頃馴染みのある商家などに挨拶をして、百足屋町から1時間かけて9時半頃御旅所に到着。
<動画>
https://youtu.be/Z08JqGDUWbY
北観音山が御旅所を後にして10分後、大船鉾が到着。
<動画>
https://youtu.be/LcESFWSfWgU
10時、北観音山も御旅所に到着。
<動画>
https://youtu.be/eGSSMPuF3Uc
御旅所から鉾町へ戻る時は北観音山に随行。
寺町三条の三嶋亭を左に曲がり三条通りを西に進む。
京都文化博物館前を通過。
烏丸三条の交差点を渡る。
休み山で今年結成された鷹山の囃子方に迎えられる。
鷹山は11年後の2026年に200年ぶりの山鉾巡行への復帰を目指す。
11時頃、会所に戻り町内の人達が出迎える。
<動画>
https://youtu.be/P4-ffQdaUzU