祇園祭 あばれ観音 南観音山 (2015/7/23)
後祭の日和神楽が終わり、各山鉾が翌日の山鉾巡行の準備に取り掛かる深夜11時過ぎに行われる。
南観音山の御神体の楊柳観音に布を被せて蓮台に縛り付け、法被姿の男たちが激しく振りながら町内を担いでまわる。
町内を3周しながら町の両端で激しく揺らすという不思議な儀式。
南観音山の御神体である楊柳観音は女神で、北観音山の御神体、楊柳観音(男神)に恋心を抱いているという。
翌日の山鉾巡行は1年で1度だけ会える日。巡行直前の宵山の深夜に北観音山の観音さまへの恋心を暴れさせることで冷めさせ、巡行の時に静かに座っていてもらうための行事とも伝えられている。
そんな逸話を知りながら観ていると、とても微笑ましい光景↓
<動画>
https://youtu.be/s_vKRjW3k5c