京都が好き過ぎて困っているブログ

700ヶ所以上の神社仏閣を巡り、京都検定2級を取得した運営者がガイドブックに載っていないような意外な京都の魅力や素顔を紹介します。

祇園祭 鯉山 (2015/7/21)


山の中で唯一、魚をテーマにした山。

竜門の滝をのぼる鯉は竜になるという『登竜門』の故事に由来し、木製の鯉が勢い良く水しぶきを上げる様が表されている。

鯉は左甚五郎作。

有名なのは重要文化財指定も受けている16世紀ベルギー製のタペストリーの懸物。

ギリシャ叙事詩イリアス」に題材がとられ、鯉山はトロイのプリアモス王夫妻が描かれている。

裏面に裂を縫い付けていたため退色せず、昔の色合いを今に伝える貴重な逸品となっている。

一枚のタペストリーをいくつかに裁断して用いており、白楽天山や霰天神山、鶏鉾のものとは同じシリーズの品にあたる。

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御神体は、左甚五郎作木彫りの鯉。

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御朱印

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