祇園祭 後祭 曳き初め (2015/7/20)
比叡山延暦寺から戻り、2時鉾町到着。
昨年149年ぶりに山鉾巡行に復帰し、48年ぶりの後祭復活に花を添えた大船鉾。
それまではずっと「休み鉾」として会所飾りだけ。初めて祇園祭を見物した3年前の2012年からは唐櫃巡行をして2014年からの復帰に向けて頑張ってきた。
唐櫃巡行の様子↓
その時から比べるだけでも、本当によくここまで来れたと感動する。
新町通り四条下がるの四条町はすでに大勢の人が1時間以上前から3時からの曳き初めを待っている。
一つ数百万円もする大きな車両。
前祭の船鉾はお腹に赤ちゃんを身ごもった神功皇后が陣頭指揮を取り、新羅征伐へ向けて出陣する逸話に由来する鉾だが、後祭の大船鉾はその戦に勝ち凱旋して戻ってきた時の逸話を題材にしているので、大工方の背中には「凱」の字がプリントしてある。
黒いTシャツに放下鉾の文字。
曳き初めの応援に小結棚町から前祭の放下鉾の方も駆けつけていた。
3時過ぎ、いよいよ曳き初め。
音頭取りが乗り始まる。みんなで一生懸命四条通りまで曳いた。
四条通りを越えて、新町通りを上がると南観音山も曳き初め。
こっちへ向かって来る。
道が狭いから迫力が凄い!
<動画>
https://youtu.be/lgy2dPfOYcY
南観音山が過ぎ去ると北観音山が来る。
<動画>
https://youtu.be/wPLjUwwUgdY
少しすると2基の山が引き返して来る。
<動画>
https://youtu.be/5cpVuzJVMew
いよいよ後祭も本格的に始まった。