京都が好き過ぎて困っているブログ

700ヶ所以上の神社仏閣を巡り、京都検定2級を取得した運営者がガイドブックに載っていないような意外な京都の魅力や素顔を紹介します。

都七福神めぐり 革堂(2017/1/8)

「寿老神」を祀る革堂(行願寺



福禄寿神と同様、中国の仙人がもとのお姿。寿老神は鹿を連れた姿として描かれる事もある。鹿の肉を食べた人間は長生きすると言われ、人の寿命を支配する神とも伝えられている。




行願寺は、天台宗の寺院で、西国三十三ケ所観音霊場の第十九番の札所。 1004年、行円によって、一条小川に創建され、行円が常に皮の衣をまとい、人々から皮聖とも呼ばれていたことから、革堂と呼ばれるようになったといわれている。


以後、人々からの厚い信仰を受け、町堂として大いに栄えたが、度々の災火により寺地を転々とし、1708年の宝永の大火の後、この地に移された。  




現在の本堂は、1815年に建てられたもので、堂内には行円作と伝える本尊千手観音像を安置している。


境内には、都七福神巡りの一つになっている寿老人神堂をはじめ、愛染堂、鎮宅霊符神堂、加茂明神塔などがある。


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