六孫王神社(ご利益:出世開運・家運隆昌)
祭神である源経基は清和源氏の祖であり、江戸時代には源氏ゆかりの神社として武家の信仰が厚かった神社。
六孫王とは、源経基の別名でもあり清和天皇の六番目の子供の貞純親王の息子(六番目の子供の孫)だった事からそう呼ばれていたと言われている。
境内中央の池を神龍池といい、その側に満仲誕生のおり井戸上に琵琶湖の竹生島より弁財天を勧請し、安産を祈願し産湯に使ったと云う、誕生水弁財天社がある。
江戸時代五代将軍綱吉の時代に現在の本殿・拝殿等建物が再建された。毎年十月体育の日に例祭(再興が元禄より始まり宝永年間に完成したので別名“宝永祭”)が行われる。
六孫王の子孫には源義家・頼光・頼政・木曽義仲・頼朝等、また足利・新田・細川・島津・山名・今川・明智・小笠原・徳川等の武将が多数輩出され、それぞれ子孫繁栄されている。