京都が好き過ぎて困っているブログ

700ヶ所以上の神社仏閣を巡り、京都検定2級を取得した運営者がガイドブックに載っていないような意外な京都の魅力や素顔を紹介します。

祇園祭 黒主山(2016/7/21)

謡曲「志賀」のなかで、六歌仙の1人、大伴黒主が桜を眺めるさまをテーマにしている。

山を飾る桜の造花は、家に悪事を入れないお守になる。

昔の山は松の山篭と一緒に添山を飾ることがあったが、黒主山にはそれが残る。

以前は旧前掛のこれは琉球最後の王・尚寧王(しょうねいおう)が、師にあたる京の袋中上人に献上した16世紀の波濤飛龍図(はとうひりゅうず)は中国綴織。
(現在京都国立博物館に寄託)

見送は1764年製のの牡丹双鳳凰文綴錦と紅地唐子遊図(べにじからこゆうず)の二種類が1年交替で用いられる。


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御神体大友黒主

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