京都が好き過ぎて困っているブログ

700ヶ所以上の神社仏閣を巡り、京都検定2級を取得した運営者がガイドブックに載っていないような意外な京都の魅力や素顔を紹介します。

祇園祭 南観音山(2016/7/21)

南観音山は、「下り観音」とも呼ばれ、かつては後の祭の殿(しんがり)をつとめていた。

平成24年の大船鉾復帰により巡行順変更に伴い、29番目を巡行することになった。

「北観音山の観音様は男だが、南観音山は女性なので、南では宵山の夜更けに翌日の巡行の無事を祈って“あばれ観音"の行をされる」といういい伝えがあり、「あばれ観音」の別名があるも、こちらも御神体は北観音山と同じく楊柳観音像と善財童子像。

この山の楊柳観音は頭から袈裟をつけて座った姿をしている。

前掛は異无須織(いむすおり)と伝え る華麗なペルシャ絹緞通(だんつう)の逸品。

胴掛はペルシャ花文の緞通が用いられている。

他にも1684年の銘があるインド更紗も保存。

見送りは中国明時代のもの。


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