飛行神社 (2014/10/12)
飛行機の神饒速日命と航空事故の犠牲者などを祀る。
ギリシャ風の拝殿を持っている。
日本で最初に飛行原理を研究した二宮忠八が創建。
二宮忠八は1891年(明治24年)に日本で初めて動力つき模型飛行実験に成功したものの、人を乗せることができる飛行機をライト兄弟が実現したことを知り、飛行機開発から離れる。
しかし、飛行機発明以来、航空事故が多発するようになったことに心を痛めた忠八は、事故犠牲者の慰霊が飛行機開発に携わった者としての責任だと感じ、私財を投じて犠牲者の霊を祀る神社を1915年(大正4年)に創建。
この神社は特定の条件にあう死者を神社にあわせて祀るという招魂社の一種で、靖国神社と同様の信仰基盤をもつ。
1936年(昭和11年)忠八の死により、一時廃絶するも1955年(昭和30年)に忠八の息子、二宮顕次郎によって再興される。
1989年(平成元年)に忠八の飛行原理発見百周年を記念して境内の拡張、改装を行う。
拝殿は古代ギリシャの神殿を模し、鳥居は航空機に使われることの多いジュラルミンで作られた。
また忠八や航空機に関する資料、奉納された航空機模型などを展示する飛行神社資料館も新設した。
1992年(平成3年)5月9日 二代目宮司二宮顕次郎が他界。
同年8月、宗教法人となり、三代目宮司に二宮裕二が就任している。
名前もユニークなら神社そのものもとてもユニーク。
神社がビル
ジェットエンジンが安置されている。
神殿風の建物
ステンドグラスのようなものが施されている。
自衛隊員募集のチラシが置かれている。