妙喜庵(待庵) (2014/10/11)
妙喜庵は京都府乙訓郡大山崎町にある仏教寺院で、山号は豊興山。
「妙喜庵」の寺号は、宋の大慧禅師の庵号からつけられたもので、連歌の祖である山崎宗鑑が住んでいたとの説がある。
この庵は、国宝の茶室「待庵」がある。
待庵は、日本最古の茶室建造物であると同時に、千利休が作った唯一現存している茶室。
庵三世、功叔士紡の時、世に天下分け目の天王山の合戦(山崎合戦)がおこったが、秀吉は、戦争が終わったあとも天王山に城を築き、本拠として半年間ほど住み、千利休を招いて城下に二畳の茶室を作らせたと言われている。
茶室はその後解体され、慶長年代(1596~1615)にこの妙喜庵に移された。
JR山崎駅のロータリーに面した場所にある。
国宝の茶室は予約がないと見れないが、近くの歴史資料館に写しがあるので拝観してきた。
大親友(?)のまゆまろ
撮影禁止なので、パンフレットの写真↓
国宝の茶室は三棟あり、千利休が建てた待庵、織田有楽斎好みの如庵(愛知県犬山市)、大徳寺龍光院の密庵。