顕本法華宗の総本山。
康応元年(1389)日什上人により、六条坊門室町(現在の、烏丸五条あたり)に創建。
度々の兵火にあい市内各地を移転。
昭和43年に寺町二条から岩倉の地に移転。
境内には仏舎利を納めたインドブッダガヤ大塔を模した仏舎利塔がそびえる。
展示室には、娘道成寺で有名な安珍清姫ゆかりの鐘が安置されている。
本坊の雪の庭は、松永貞徳が造園した雪月花三名園の一つ。
本堂
雪の庭がある方丈
歌舞伎の道成寺で有名な、安珍清姫の鐘
紀州道成寺にまつわる伝説。
思いを寄せた僧の安珍に裏切られた少女の清姫が激怒のあまり蛇に変化し、道成寺で鐘ごと安珍を焼き殺すという話。