京都が好き過ぎて困っているブログ

700ヶ所以上の神社仏閣を巡り、京都検定2級を取得した運営者がガイドブックに載っていないような意外な京都の魅力や素顔を紹介します。

五山の送り火 新聞記事

京都五山送り火>「大文字」から5分おきに

毎日新聞 8月16日 20時59分配信

夜空に浮かび上がる五山送り火の「大文字」=京都市上京区で2014年8月16日午後8時11分、久保玲撮影

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お盆に戻ってきた先祖の霊を送る伝統行事「京都五山送り火」が16日夜、京都市街を囲む山々であった。

この日、京都市内では午前11時20分に大雨洪水警報が発令され、一時は豪雨となったが例年通り開催された。

今年から点火時間を午後8時以降5分おきの等間隔に変更した。

市内中心部では点火時に雨もやみ、まず東山・如意ケ岳の「大文字」がともされた。続いて反時計回りに「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」の順に夜空に浮かんだ炎を、観光客らが静かに見送った。



灯ろう流さず河川敷で点火 京都・嵐山の桂川増水

京都新聞 8月16日 23時39分配信

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桂川の増水のため、流さずに中ノ島公園に並べて点灯した灯ろう(16日午後7時半、京都市右京区・嵐山)
 
恒例の「嵐山灯篭(とうろう)流し」が16日夜、京都市右京区渡月橋付近であった。この日の雨と台風11号の影響で、桂川が増水したため灯ろうは流さず、約5千個を河川敷で点火した。
 
取り組みは、地元寺院や住民でつくる「嵯峨佛徒連盟」が戦没者らを供養しようと毎年実施している。

会長代行の田原義宣・弘源寺住職(70)は「精霊送りを正しい姿で行いたかった。非常に残念だ」と話した。

8月17日 0時29分 京都新聞



雨上がり、浮かぶ炎 五山送り火
京都新聞 8月16日 22時39分配信

雨が上がり、くっきりと浮かび上がる大文字の送り火(16日午後8時9分、京都市上京区・出町橋西詰から東を望む)

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お盆に迎えた精霊を送る「五山送り火」が16日夜、京都市内で営まれた。

日中は大雨に見舞われたが、夜にはほぼ雨が上がった。各山では予定通り点火され、夏の夜空を焦がす壮大な景色を演出した。
 
左京区の如意ケ嶽では、時折降る雨の中、大文字保存会の会員たちが組み上げた護摩木をぬらさないよう、火床にシートをかけて点火を待った。

理事長の山本正さん(62)は「先祖から続く盂蘭盆会(うらぼんえ)の行事。

何があっても16日に火を付けるという思いです」と夕暮れの山上で語った。
 
午後8時、「大文字」に火がともった。

今年は51年ぶりに点火時刻が一部変更され、「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」と、東から西へ5分おきに火が付けられた。
 
見晴らしが利く鴨川や嵐山の周辺では、家族連れや浴衣姿の若者らでにぎわった。

暗闇に浮かぶ赤々とした炎に、故人をしのんで手を合わせたり、カメラに収めるなどして、過ぎゆく夏を惜しんだ。

市内の人出は約4万人(京都府警調べ)で昨年の半数になった。

8月16日 22時39分