594年(推古2)聖徳太子の創建と伝える。
平家滅亡後の1185年(文治1)平清盛の娘 建礼門院が入寺、仏門の生涯を送った。
旧本堂は桃山時代の様式からなり、内陣に飛鳥、藤原様式を残していた。
境内は、『平家物語』の「潅頂の巻」、「大原御幸」に描写されている。
なお、創建当時はただの仏教寺院で、その後明治初年まで末寺を一ヶ寺持った天台浄土兼学寺であったが、現在は天台宗に属している。
大原のバスターミナルから徒歩20分ほど畑と民間の間を進む。
のどかな民家と田園風景。
聖徳太子が開基し、平清盛の娘で高倉天皇の中宮だった建礼門院徳子が隠居した由緒ある寺院。
残念なことに2000年に本堂が何者かに放火され全焼。5年後の2005年に改築された。
寂光院のすぐ隣りに建礼門院の墓所がある。
階段を上り切ると建礼門院の墓所。