天台宗の門跡寺院で、伝教(でんきょう)大師が比叡山に一宇を建てたのに始まり、その後、近江東坂本・その他に移り、天正年間(1573~1592)この地に移った。
本堂往生極楽院(重要文化財)は、寛和元年(985)の建造と伝え、舟底の天井で名高く、内陣に金色丈六の阿弥陀如来坐像・観音勢至の両脇侍(重要文化財)を安置する。
池泉廻遊(ちせんかいゆう)式の庭園有清園は、茶人金森宗和の作庭といい、宸殿の虹の襖絵は下村観山の丈作で、客殿の襖絵は竹内栖鳳(せいほう)等、近世画家五氏の筆による。
大原の里
三千院に続く参道
階段を上ると左側には茶屋やお土産屋が並ぶ、つきあたりは勝林院、右側が三千院。
聚碧園庭園 (お見事)
近くを流れる呂川、律川の流れる音を吸収し和らげ、声明(しょうみょう)がよく響き渡るようにと雑音をかき消すため芝苔が敷かれている。
上段の庭