宝積寺 (2014/10/11)
724年、聖武天皇の勅命を受け行基が建てたと伝えられる真言宗の寺院で、行基が山崎橋という対岸八幡への往来の橋を建てた際に、橋寺として創建した「山崎院」の後身と考えられている。
聖武天皇が夢で竜神から授けられたという「打出」と「小槌」を祀ることから通称「宝寺」の別名があり、大黒天宝寺として商売繁盛の寺として知られている。
山崎の戦いでは秀吉の本陣となり、禁門の変では尊皇攘夷派の真木保臣を始めとする十七烈士らの陣地が置かれた場所。
寺の途中にある墓には、十七烈士の碑がある。
秀吉が一日で建てたと伝えられる三重塔は有名。
本堂左横の「小槌宮」に大黒天が祀られ、打出と小槌もこの堂に祀られている。
打出と小槌で、参詣者に福徳を授けてる。
仁王門
三重塔
宝積寺境内裏には天王山山頂へ続く登山道があり、いよいよここから本格的なトレイルハイキングがはじまる。