京都が好き過ぎて困っているブログ

700ヶ所以上の神社仏閣を巡り、京都検定2級を取得した運営者がガイドブックに載っていないような意外な京都の魅力や素顔を紹介します。

宝幢寺(ほうとうじ) (2014/9/14)

宝幢寺は、山号を霊芝山という、永観堂を本山とする浄土宗西山禅林寺派に属する寺院。

江戸時代の寛永年間(1624~44 寛永十一年(1634)とも)、旭移(きょくい)上人が創建したと伝えられている。

本尊の阿弥陀如来像は、信濃善光寺の本尊を模したものと伝えられ、「相好貴奇(そうごうきき)」な魅力ある仏像として知られ、多くの仏師達が寺を訪れて如来像の御顔を拝し、製作の際の手本としたと伝えられる。

境内には、山門脇の毘沙門天石像や阿弥陀如来石仏、仏足石、「夢想の滝」等があり、特に「夢想の滝」は、開山の旭移上人が、滝の音に観音経読経の響きを感じて、この地に草庵を結んだといわれる古い滝で、かつては、滝上には観音菩薩像が祀られていたと伝えられている。

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本堂

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