音羽山 清水寺 (2013/8/16)
北法相宗の本山。
西国観音霊場三十三カ所第16番札所。
778年(宝亀9)延鎮上人が開山、798年(延暦17)坂上田村麻呂の創建と伝える。
音羽山中腹に30近い堂塔伽藍が並ぶ。
現在の主な堂塔は、1633年(寛永10)徳川家光の再建。
「清水の舞台」で知られる本堂(国宝)は寄せ棟造り、檜皮葺、寝殿造り風の優美な建築で、十一面千手観音立像を安置。
舞台の下方に音羽の滝、谷を隔てて安産祈願の子安の塔(重文)がある。
ほかに仁王門、馬駐(うまとどめ)、鐘楼、西門(さいもん)、三重塔、経堂、田村堂、轟門、朝倉堂、釈迦堂、阿弥陀堂、奥の院など重文指定の建造物がいらかを連ねる。
1994年(平成6)12月「古都京都の文化財」として「世界遺産条約」に基づく世界文化遺産に登録された。
建立:現本堂1633(寛永10)年再建 創建798(延暦17)年、
京都で不動の人気を誇る清水寺
通常寺社を護る門前の二匹の動物は阿吽の呼吸を表し、一匹が「あ」もう一匹が「ん」の口をしているが、清水寺のものはよく見ると二匹とも口を開けている。
この日は、一日詣でると、千日ご利益があるという千日詣の期間中の最終日だったので、平日でも沢山の参詣者で賑わっていた。
清水の舞台から音羽の滝を見下ろす
お馴染みの絶景
音羽の滝
高さ13mの懸崖造(けんがいづくり)で舞台を支える