京都が好き過ぎて困っているブログ

700ヶ所以上の神社仏閣を巡り、京都検定2級を取得した運営者がガイドブックに載っていないような意外な京都の魅力や素顔を紹介します。

大雲寺 (2014/9/14)

実相院の脇に建つ大雲寺は、江戸時代に発刊された「都名所圖會」に掲載されていた大寺院で、昭和に入ってもその姿を保っていたが、現在では、当時の伽藍はほとんど残っていない。

大雲寺は、天禄2年(971年)に円融天皇勅願寺として創建されたのが始まり。

行基作の十一面観音を本尊として祀り、最盛期には、49の僧院からなる叡山西麓最大の天台寺院であった。

戦国時代に兵火によって多数の堂宇が焼失。寛永年間(1624~1644年)に一部が再建された。

昭和60年(1985年)に現在地に定まった。

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境内

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