庚申とは、平安時代に中国から伝わった庚申信仰で、江戸時代全国に広がった。庚申(かえるのさる)の日は60日ごとにやってくるが、その日の夜に寝てしまうと体内にいる3匹の虫がその人の罪を神様に告げてしまうために、命を縮めることになるという中国の教えがあり、この日は寝ないで一夜を明かす庚申待ちという習慣があった。
境内はひっそりとしていて、あまり参詣者は見当たらなかった。 沢山ぶら下がっている、布で出来たてるてる坊主のようなものは、くくり猿と言って人間の欲望を表していて、その欲望が暴走しないように庚申さんに括り付けてもらうという意味を持つそうです。
沢山のくくり猿が下がっている。
この辺りの家や店では軒先にくくり猿がかかっている。